淀川ヒューテック株式会社

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2019年05月29日

「日刊工業新聞」に掲載されました。

淀川ヒューテック、車載電池向け封止材の生産能力倍増 21年度めど

淀川ヒューテックは、2021年度までに車載電池向けガスケット(封止材)の生産能力を現状比2倍の月産5400万個に引き上げる。滋賀県の工場で設備増強するほか、新たに中国工場で今夏から順次設備を導入する。総投資額は約10億円。世界各地で環境規制が厳しくなる中、電気自動車(EV)などに使う車載電池の需要拡大を取り込む。

滋賀県甲賀市の工場では車載リチウムイオン電池(LIB)パックの密封性などを高めるガスケットを生産している。21年度までに6ラインを追加投資し、計22ラインとする。月産能力は現在より約1000万個増えて3660万個になる。

中国では民生機器用LIBのガスケットを生産してきた。19年8月に常熟市の工場で、車載用の生産を始める。まず6ライン設置して20年初頭に量産を開始。21年度までに4ライン追加して計10ライン、月産能力1740万個体制にする。淀川ヒューテックのフッ素樹脂製ガスケットは熱プレス成形を使う。一般的な工法の射出成形よりも熱で変形しにくくシール性に優れるため、車載電池メーカーからの受注を伸ばしている。

ガソリン・ディーゼル車の販売を将来禁止する計画の欧州のほか、中国や米国の一部の州ではEVなど電動車を一定数以上販売する義務を課しつつある。こうした中、電池メーカーが車載電池の生産を急拡大しており、淀川ヒューテックもガスケット生産の増強に乗り出す。

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