淀川ヒューテックは、お客さまのご要望をモノ作りに活かし、フッ素樹脂の総合メーカーとして、あらゆる産業をグループの総和でサポートいたします。
研究開発・生産技術への方針

企業理念である「Something New」のもと、淀川ヒューテックはフッ素樹脂の成形・加工に始まり、単体部品の生産からの設備供給、液晶や半導体といった先端分野への展開など、日本の産業発展に応じて、自ら事業領域を拡大してきました。 とりわけスピード感が重視されるようになった昨今、お客さまの課題を解決するには、何より対応力と技術力が重要です。私たちは、つねにコア技術を磨き、総合力を結集することで、高いレベルでお客さまに満足していただけるよう革新を続けてまいります。
生産体制
お客さまとの日々の営業活動を通して出てきた課題や要望に対しては、しっかりと耳を傾け生産性向上や品質改善を実現していきます。
また、新たなアプローチが必要な分野や製品開発に対しては、製販戦略会議で方針決定後、生産本部メンバーの中から事業戦略者を立て、設計・開発プロセスを開始します。技術開発委員会で定期的に進捗確認しながら、年間を通じて成果を検証し、改善しながらサイクルを回していきます。これらは各工場の技術課が設計・開発のプロセスを担う場合もあれば、各工場間と生産本部の技術開発局が連携し、淀川グループとして複合的に担う場合もあります。いずれにせよ課題や要求に対して、グループ内で一貫して対応できる体制を整えています。

研究開発・生産拠点

滋賀工場
生産活動に取り組んでいます。
液晶製造のための基板カセットや半導体関連製品の生産、クリーンルーム内での射出成形や回転成形などを行う滋賀工場。特殊大型設備を導入することで生産が可能になったPTFE大型成型品を中心に、TGクロス、PTFEフィルム、PTFE角槽の生産やTGクロスの広幅コーティングなどを行う千葉工場。この両拠点を東西のメインファクトリーとしながら、特色の異なる3つの工場(大阪、熊本、厚木)と連携して生産活動を展開しつつ、研究開発を重ねています。