淀川ヒューテック株式会社

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小型から大型まで対応可能な高速高精度フィルム貼付装置

大型の液晶ディスプレイ製造ラインで世界シェアNo.1

LCD(液晶ディスプレイ)の製造には、液晶パネルの両面にフィルム状の偏光板を貼り付ける工程があり、当社ではそのための偏光板貼付装置を1985年から製造しています。当初はパネルと偏光板をローラーで挟み、ローラーを回転させて貼り付ける方式でしたが、より精度を高めるため、1990年代からは、パネルをプレートに吸着させ、プレートを移動させて貼り付ける方式が主流になりました。
2000年代に入るとテレビの大型化がさらに進み、大型LCD生産の効率化や省スペース化が急務となり、パネルを起立させて両面同時にローラーで貼り付ける方式を開発しました。さらに2007年には、四面のテーブルを水平方向に回転させることで、偏光板の供給、セパレータ(偏光板の粘着面保護層)の剥離、偏光板の貼付を同時に処理できる装置を世に送り出しました。それにより作業スピードが大幅に向上し、現在、大型LCDの製造ラインで、約7割の世界シェアを誇っています。

偏光板貼付装置の次世代に向けた対応:従来の液晶ディスプレイ→次世代の液晶ディスプレイ 従来の偏光板貼付方式:プレート貼付方式/ローラー貼付方式/両面同時方式
高精度貼付方式:微粘着製シートに偏光板を貼付、ローラ・シートに駆動をかけることで貼付。偏光板を引っ張りながら貼付する従来の方式に比べ、偏光板に不可をかけず貼付を行うので、貼付後の反り問題も解決可能。

微細な位置ズレや反りの問題も解決する
高精度貼付装置を開発

スマートフォンやタブレットの普及に伴い、本体サイズに対しできる限り画面を大きくする技術が重要になってきました。テレビも狭額縁タイプが主流になりつつあり、偏光板の貼り付けも、許容誤差±0.05mm以下を要求する製品が増えてきています。しかし従来の方式では、ローラー部に偏光板が接する際、先端の保持が難しく、また、偏光板をテーブルに吸着させた状態で移動させつつ貼り付けるため、抵抗がかかるなど、微細な位置ズレの生じる可能性がありました。
そこで2012年に開発したのが、微粘着性のシートに偏光板をセットし、ローラー・シートに駆動をかけることでパネルに貼り付ける高精度貼付装置です。ローラーが偏光板に直接当たらず、パネルと偏光板を同時に動かすため、定めた位置からズレることがありません。しかも従来の方式と違い、偏光板を引っ張りながら貼り付けないため負荷がかからず、貼付後ごくわずかに液晶パネルが反ることもなくなりました。

今後の偏光板貼付装置の展開:Hard to hard対応および異形Work対応がカギ。

有機ELなど新たな分野にも参入し、
シェアを伸ばしていきたい

小型用の高精度貼付装置は、スマートフォンの製造ラインをメインに、すでに国内外で実機が稼働しています。大型対応の装置も、デモ機のテストで各社から合格を得ているので、2017年には現場に導入される見込みです。この機構であれば、長方形以外の形状や曲面へも応用できることから、スマートグラスやスマートウォッチなどへの用途拡大に向けても動いています。LCDに限らず、曲げ加工が可能で機能付きのフィルムを貼る工程がある有機ELなど、新たな分野も開拓していく予定です。小型から大型まで、あらゆる製品に対応できるよう完成度を高めて、シェアを伸ばしていきたいと考えているところです。

担当者からの一言

山下 耕司 淀川メデック株式会社 事業推進チーム
兼 製造支援グループ 課長代理

山下 耕司

当社の開発は、お客様からテーマをいただいて始まることがほとんど。「こういうことができないか」と相談を受けて、実現しようと取り組む会社です。それはとてもありがたいことなので、まず無理だという答えは出さないようにしています。もともとメデックは、現像前のフィルムをつなぎ合わせる装置を開発したり、はがきに写真を貼り合わせる装置を開発したりと、長年、貼る技術を追究してきた会社なので、その面に関しては特にご期待に応えたい。グループの理念である「Something New」の言葉通り、今後も新しい何かを生みだし続けられるよう努めていきたいですね。

その他の研究・開発

  • フッ素樹脂のロトモールドによる成形技術と応用
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