淀川ヒューテック株式会社

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2017年02月23日

「日刊工業新聞」に掲載されました。

大型液晶搬送装置を納入   中国大手に10.5世代対応

 淀川ヒューテック株式会社は、中国の大手液晶パネルメーカー向けに大型液晶パネル用の搬送カセットを納入する契約を結んだ。10.5世代と呼ばれる大型ガラス基板を採用した液晶パネルに対応しており、最大で20枚搬送できる。6月から1年間にわたり約1400台を供給する。

 大型液晶テレビの需要拡大に伴い、液晶パネルも大型化している。淀川ヒューテックでは搬送カセットの大型パネル対応を進め、パネルの搬送を円滑に進めたい液晶メーカー側の要求に応える。同社では10.5世代サイズ対応の搬送カセットの納入は今回が初めて。納入先の企業名は非公表。

 納入する搬送カセットはカーボンファイバー製で、従来の金属製に比べて重さを半減した。同社は中小型用から大型用まで幅広いサイズの搬送カセットを展開しており、世界シェアは約7割にのぼる。国内パネルメーカー向けには10世代対応の搬送カセットを納入した実績もある。

 中国では10世代以上の大型パネル工場への投資が相次ぎ、最近ではシャープを傘下に収めた台湾・鴻海精密工業が、中国広東省広州市に総額610億人民元(約1兆円)を投じて10.5世代液晶パネル工場を建設する方針を明らかにしている。

中国は国家的な戦略事業として、液晶パネルや有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネル工場への積極的な投資を進めている。淀川ヒューテックは搬送カセットのほか、ガラス基板に偏光フィルムを貼り付ける装置の製造も手がける。

 今後、大型パネル生産ラインの立ち上げを急ぐメーカー各社に対して提案を強める。

 

                                       中国大手液晶パネルメーカーに納入する10.5世代パネル搬送カセット

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