淀川ヒューテック株式会社

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メディア掲載情報

2001年10月10日

「日刊工業新聞」に掲載されました。

淀川化成業容拡大へ
社名も淀川ヒューテックに
来年2月本社を移転
シンボルマークも一新 新天地で飛躍

淀川化成(大阪府吹田市江坂町2の8の4、小川勉社長、06-6386-2211)は、フッ素樹脂製品や液晶関連製品の売上が伸び、前3月期決算で大幅増収益となるなど業績が好調に推移していることを背景に、もう一段の飛躍を目指して2002年2月1日に新本社へ移転するとともに社名を変更する。新本社は延べ床面積で従来比2.5倍のスペースを確保し、玄関の両サイドに池を作るなど「21世紀はゆとりと地域貢献の時代」(小川社長)を体現した。新社名は人と技術を大切にするハイテク企業を表す「淀川ヒューテック」とし、可能性の翼を示す新シンボルマークもつくった。

建設中の新本社は、現本社と目と鼻の先にある吹田市江坂町2-4-10。地上8階、近1階建てで、敷地面積1100平方メートル、延べ床面積3300平方メートル。1階ロビーは吹き抜け、2階は接客フロア、3,4階は営業、5階は総務、経理、6階は大会議室、7階は役員フロア、8階は食堂などレストルーム、地下1階は駐車場とする。

淀川の流れをイメージし、フラワーボートを浮かべた池の真ん中に玄関を配置、シーズンによって違った花を回遊させる。総工費は用地代を含めて約20億円。現本社で働く約80人がそっくり移り、現本社は物流センターとして活用する。

一方、新本社移転を機に「人や社会に優しいテクノロジーで社会貢献する」(小川社長)という思いを込めて淀川ヒューテックに社名変更する。また未来を切り開く“何か新しいチカラ(Something New)”をいつも追い求める企業姿勢を示した新シンボルマークも作った。

同社はフッ素樹脂製品や液晶関連の基板カセット、搬送ケースなどの需要が好調で、前3月期は売上高209億円(前年度145億円)、経常利益20億円(同16億円)と売上高、経常利益とも過去最高を記録した。

ただ、ここに来てフッ素樹脂製品の受注減などで上半期の工場稼働率は前年同期比69%と落ち込んでいる。液晶関連装置は受注残があったため上半期売上高は何とか横ばいを維持できるものの、半導体、液晶業界の新規投資意欲の減退から下半期の売上高は上半期に比べ半減しそう。このため02年3月期の売上高は165億円、経常利益12億円と減収減益の見通し。

収益環境が厳しい中での本社移転と社名変更は今後の業績回復に向けた士気向上の狙いも込められており、「来年秋までは忍耐」(同)と気を引き締め、新天地での飛躍を誓う。

淀川ヒューテック株式会社

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