競争力ある会社に
「21世紀は癒(いや)しの時代。ちょっとぜいたくだが、ヒューマンテクノロジーで競争力のある会社にしたい」と、新本社の“癒しビル”完成と社名変更を機にさらなる飛躍を狙うのは淀川ヒューテック(旧淀川化成)社長の小川勉さん。
披露パーティでは井上礼之ダイキン工業社長の「小川社長は挑戦の人。フッ素樹脂加工業界のリード役として横展開で足腰を強くしてほしい」といった数多くの賛辞や励ましの言葉がおくられた。
1964年の創業当時を思い出して胸を熱くしながら、「リストラばやりの中で人を大切にし、思いやりの精神を大事にする日本的経営で海外へも」と新たな旅立ちを誓っていた。