淀川ヒューテック株式会社

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メディア掲載情報

2010年02月17日

「日本経済新聞」に掲載されました。

大型リチウムイオン電池 部品生産

樹脂成型品製造の淀川ヒューテック(大阪府吹田市、小川克己社長)は電気自動車(EV)など環境車の使う大型リチウムイオン電池の関連事業に参入する。滋賀県甲賀市の工場に専用設備を導入し、4月から電池内部の電解液が漏れるのを防ぐ封止材を生産する。携帯電話などの小型部品で培った技術を生かし、2015年に売上高20億円規模の事業に育てる。

生産するのはガスケットと呼ぶ部品で、リチウムイオン電池の正極と負極の間で、液が漏れ出したり電気が通電したりするのを防ぐ。熱や薬品に強いフッ素樹脂を原料にしてつくり、電池の品質や寿命を左右する。

滋賀工場で小型電池向けの既存設備を一部転用し、月3万個の規模で生産を開始。11月にかけて同30万個まで段階的に引き上げる。環境車に換算すると約2600台分に相当する。

設備投資は約5000万円。新工場の建設も検討する。

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