ルーズライニング
ETFEおよびPFA樹脂製のチューブを金属配管内部に挿入し、両端をフレア加工することで接液部をフッ素樹脂で被覆させる「チューブ式ルーズライニング」と、外管内に金属製中芯を挿入し、外管と中芯の隙間に入れた樹脂を成形炉にて溶融させてライニングする「トランスファー成形」が可能です。
外管と樹脂膜が密着しておらず、いずれのライニング施工方法も「ルーズライニング」と称します。
回転成形ライニング
金属基材内に樹脂原料を投入して密閉状態にした配管やタンク等を成形炉内にセットし、縦横両軸を同時に回転させながら加熱することで溶融した樹脂を遠心力で金属基材内部にライニングします。
この製法であれば様々な特殊形状にフレキシブルに対応できます。また金属基材に密着したライニングとなるため、負圧下においても使用可能です。